外壁塗装の費用相場はいくら?横浜でよくある見積もりの違いを解説
外壁塗装を考えるとき、最初に気になるのが「費用はいくらくらいかかるの?」という点ですよね。
実際、横浜市内で外壁塗装を検討されるお客様の多くが、最初の見積もりを見て驚くことがあります。
「A社とB社で金額が全然違う」「安いけど品質は大丈夫?」など、疑問が尽きません。
今回は、横浜で外壁塗装を行う際の費用相場や、
見積もり金額に差が出る理由、注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
1. 外壁塗装の一般的な費用相場
まずは、全国的な平均相場から見てみましょう。
一般的な2階建て住宅(延床30坪前後)の場合、外壁塗装の費用相場は80〜150万円が目安です。
ただし、これはあくまで全国平均の話。
実際に横浜で見積もりを取ると、100〜160万円前後に収まるケースが多いです。
この金額の幅には、以下のような要素が関係しています。
塗料の種類(グレード)
建物の大きさ・形状
足場の組み方
下地補修の有無
職人の技術・施工方法
つまり、同じ家でも条件次第で10万円以上の差が出ることも珍しくありません。
2. 横浜で費用が変動しやすい理由
横浜エリアでは、地域特有の条件によって塗装費用がやや高めに出る傾向があります。
その理由をいくつか見ていきましょう。
(1) 海風や潮風の影響
横浜は海に面した地域が多く、塩害による外壁の劣化が早い傾向にあります。
そのため、**耐久性の高い塗料(フッ素・無機系など)**を選ぶケースが多く、結果的に費用が上がります。
(2) 足場の制限
住宅密集地が多いため、隣家との距離が近く足場設置に工夫が必要なことがあります。
通路幅が狭い場合や高所作業が多い場合は、足場代が上乗せされることもあります。
(3) 横浜特有の天候
湿気が多く、雨天日が続くと工期が延びることも。
塗装は天候に左右されやすいため、施工管理の手間が増える分、管理コストが含まれる場合があります。
3. 塗料の種類で費用が大きく変わる
外壁塗装の費用を決める最も大きな要素は「塗料のグレード」です。
安い塗料と高耐久塗料では、耐用年数が倍以上違うこともあります。
塗料の種類 耐用年数 費用の目安(30坪) 特徴
アクリル系 約5〜7年 約60〜80万円 低価格・短寿命。現在はほぼ使用されない。
ウレタン系 約8〜10年 約80〜100万円 コスパ重視の塗料。部分補修におすすめ。
シリコン系 約10〜13年 約90〜120万円 標準グレード。価格と性能のバランス◎
フッ素系 約15〜20年 約120〜150万円 紫外線・汚れに強く、長期的に安心。
無機塗料 約20〜25年 約140〜180万円 最高耐久クラス。メンテナンス回数を減らしたい方向け。
短期的な費用を抑えるならシリコン系、長期的なコスパを考えるならフッ素や無機塗料が人気です。
特に横浜では、沿岸地域の塩害対策としてフッ素塗料の採用率が高い傾向にあります。
4. 見積もりで金額差が出るポイント
同じ30坪の家でも、業者によって見積もりが10〜30万円も違うことがあります。
その理由は、次のような項目に隠れています。
(1) 足場代
安全に作業を行うための足場費用は、15〜25万円前後が相場です。
ただし、業者によって「足場込み」と「別途請求」があり、見積もりの見せ方が違うだけで金額差が生まれます。
(2) 下地補修の内容
ヒビ割れ補修やシーリングの打ち替えが含まれているかどうか。
補修を省略すれば安く見せることもできますが、仕上がりの耐久性が大きく変わります。
(3) 塗装回数
外壁塗装は基本的に「下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り」が基本です。
2回塗りで済ませる業者もありますが、塗膜が薄くなり、寿命が短くなるリスクがあります。
(4) 職人の施工体制
下請けに丸投げする業者と、自社職人が直接施工する会社では人件費の構造が異なります。
自社施工の場合、中間マージンがないため、同品質でも価格が抑えられるのが特徴です。
5. 横浜の外壁塗装でよくある見積もりトラブル
実際に多いのが、「見積もり内容が不透明」なケースです。
以下のような場合は要注意です。
「一式」とだけ書かれ、内訳が不明確
塗料のメーカー名やグレードが書かれていない
保証内容が曖昧(年数や範囲が不明)
見積もりが異常に安い
安すぎる見積もりには必ず理由があります。
塗装面積を少なく見積もったり、下地処理を省略しているケースもあるため、
内訳をしっかり確認し、納得して契約することが大切です。
6. 外壁塗装を安くする3つのコツ
高額になりやすい外壁塗装ですが、品質を下げずに費用を抑える方法もあります。
(1) 屋根塗装と同時に行う
足場代は1回の設置で済むため、同時施工で10〜20万円ほど節約できます。
(2) 信頼できる地元業者に依頼する
地域密着型の業者は無駄な中間コストがなく、相場に合わせた適正価格で対応してくれます。
また、地元の気候を熟知しているため、塗料の選び方も的確です。
(3) 複数社の見積もりを比較する
同条件で2〜3社に見積もりを依頼すれば、価格の相場感がつかめます。
その上で、金額だけでなく「施工内容」「保証」「担当者の対応」を比較しましょう。
7. 横浜で外壁塗装を依頼するなら株式会社松下工業所へ
横浜市で外壁塗装をお考えの方は、株式会社松下工業所にお任せください。
当社は地域密着で、自社職人による完全施工を行っています。
下請けに任せず、全ての工程を自社で管理するため、
品質の高い塗装を適正価格でご提供しています。
また、横浜の気候や建物環境に合わせた塗料選びを得意としており、
フッ素塗料・無機塗料など耐久性の高いプランもご提案可能です。
お見積もり・現地調査は無料。
「他社の見積もりが高い」「どこまで必要か分からない」という方もお気軽にご相談ください。
8. まとめ|相場を知れば、安心して外壁塗装ができる
外壁塗装は決して安い買い物ではありません。
しかし、相場を知り、正しい判断基準を持つことで、余計な費用を防ぐことができます。
横浜のように湿気や潮風の影響を受けやすい地域では、
塗料の選択と施工技術が仕上がりを大きく左右します。
大切なのは、「安さ」ではなく「信頼できる職人に任せること」。
株式会社松下工業所は、地域の皆さまの住まいを守るパートナーとして、
長持ちする塗装を一件一件丁寧に仕上げています。
株式会社松下工業所
横浜市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っています。
無料点検・お見積もりはお気軽にどうぞ。
安心・信頼の職人直営店として、地域の暮らしを支えます。

